ハロウィンの前はモノが増えて世界が広がる
秋に便乗してうかれ話を。
わたしはハロウィンが大好きだ。
もともと、なにかくだらないものをイメージして
それを不器用に仕上げる工程が好きで仕方ない。
(うまくできないのは途中で飽きるとか失敗したらやめるとか
最初のプランが魔法なしには無理であるとかのちょっぴり残念な性格のせいだ。)
そこに自分の体を入れて町を歩いていいというのだ。
昔から魔法の国に生まれなかったことを本気めで呪っていたわたしに
思春期ドラァグクイーンに憧れたわたしに
普段はつれない世の中が思いっきり歩み寄ってくれる、それがハロウィン。
シェイクスピアの「きれいはきたない、きたないはきれい」に思いを馳せながら
どっちなんだかわからない仮装のアイデアに悩む日々。
自分という現実のパーツと、時間という現実のルールの中、
あちこちから少しずつ夢の材料をあつめて、
わたしだけの夢を形にしていく。
これがハロウィン。
諸事情でわたしのハロウィンは少し前倒しになるけど
一年を一念に込めてしっかり味わいたい。
自分とのディープキスのような、おそろしくておぞましくて最高のハロウィンを。
みんなさまにもいいハロウィンがきますように🎃
ちなみに、わたしがお気に入りにしているのはVFTQというお店で、
夏くらいから新作を楽しみにサイトを覗いている
もっと英語がちゃんと読めたら外国のAmazonとか
コスチューム屋さんで買えるのになぁ
今年これがネックで諦めたのはくるみ割り人形だよ
あのドレスとか兵隊さんぽいお洋服かわいいすぎる