小規模な人生でもたのしみたい

たいしたことはできてないけど、日々楽しく幸せに生きたい人間の自分用メモです。何か少しでも誰かの役にたったらうれしいなとおもいます。

ボヘミアン・ラプソディ(映画)を推す理由

英国アカデミー賞、7部門にノミネート✨

https://twitter.com/queen40jp/status/1083018021294170114?s=19

 

BAFTA:イギリス映​​画テレビ芸術アカデミーの本拠地


BAFTA: Home of the British Academy of Film and Television Arts

 

日本時間では11日の午前2時から中継だそうです!

授賞式はhuluあたりのBBCでみるしかないかな?

とにかくそれまで楽しく待ちたいとおもいます!

 

受賞するかどうか、という審美眼は持ち合わせていないので

「なぜ ボヘミアン・ラプソディという映画は こんなにも魅力的なのか」

「なぜわたしはこの素晴らしい映画を観るために10回も映画館に行ったのか」

「なぜわたしは満たされているか」

をぐりぐり考えてたどり着いた3つの答えを紹介します。

 

質問と答えが合ってないのですが

合わせるとなんだかそのへんの記事に感じた違和感と同じことになりそうで避けるほうを優先しました。

 

むりやり問いを改めると

「なぜ ボヘミアン・ラプソディは 応援したくなるのか」といったところでしょうか。

 

 

■理由その1

公開された時期がほぼ同じ…

 

今や世界は瞬間で繋がることができる。

ブライアンのインスタ通知で目覚めることができる。

ブライアンが投稿ボタンを押したら私が起きる。

そういう世界になりました。感激。

 

つまり、ブライアンだけじゃなく映画の公式アカウントの投稿もその瞬間に見える。

素晴らしい時代です。

しかし。

つまり「映画公開からしばらく経った後のプロモーション投稿が映画未公開の日本で見られる」わけです。

SNSの公平さはいろいろ思うところがありますがそれはまたの機会に。

 

ポジティブ側に戻りましょう。

ほとんど同時期にこの映画が公開されたことで、何が起きたか。

わたしにとってそれは新しい経験でした。

 

世界中の、同じ興奮を抱えた同士たちが語る相手を求めて投稿する。

それを見た同士が投稿に反応する。

アルファベット、ハングル、その他わたしの知らない文字を持つ人たち、

みんなが電車の中で、教室で(一部かもですね)、職場で、レストランで、ベッドの中で、

くすくす笑いながらキャッキャとはしゃぎながら

たくさんの映画の感想やシーン、出演者について語り合う。

Queenの初めて見る映像、曲、エピソードに胸をときめかせる。

そのうち、自らエピソードを作ったりイラストを描く人も現れる。

もちろんこれまでにもそんなことはあったと思いますが

今回の映画のヒットでその同士の数は激増、

新旧のファンが交流したりして、

こんな規模は初めてじゃないかと思います。

(違ったらごめんなさい)

 

とにかくこれはかなりわたしにとってエキサイティングな体験でした。

映画を10回見たこと、たくさんのビデオや動画を見たことで

かつてない集中力で英語に聞き入っていたことに加え

SNSの表現も学ぶことになりました。

これはきっとわたしだけじゃなく、たくさんの人が感じてる幸福感だと思います。

 

……公開時期が同じだから起きたこと。

世界で一緒にはしゃげる人がたくさんいた❗

いつも置き去りになるわたしもそこに入れた❇️

 

なんでだか、この素晴らしい素晴らしい素晴らしいインタビューのことを思い出す。

きっとこの思想のもとに、この映画はみんなにほぼ平等なのだと思っております。

 

News Up クイーン単独インタビュー【後編】ブライアン・メイさん|NHK NEWS WEB


News Up クイーン単独インタビュー【後編】ブライアン・メイさん | NHKニュース

 

News Up クイーン単独インタビュー【前編】ロジャー・テイラーさん|NHK NEWS WEB


News Up クイーン単独インタビュー【前編】ロジャー・テイラーさん | NHKニュース

 

ときどき、世界がひとつじゃないと気付かされるニュースで悲しくなりすぎるとき、

これらの中身を思い出してどうにか心を保ちます。

もう少し自分も動かないとね。

 

 

■理由その2

映画館がイベント会場になった

 

これまで映画館には年に2回くらいしか行かなかったわたしが10回も通ったのはなぜでしょう。

我ながら不思議なので何度も考えてみました。

ここにものすごくこの映画の強さがあると思うのですけど、

映画を観る、という感覚が

映画を楽しむ、という何かに変わったからなんだろうと思います。

 

映画館に行くときの気持ちを区別して書くと

1回目、どうしても観たくてみた。

2回目、もう一度観たくてみた。

3回目、また行きたくて仕方ないのでみた。

4回目、一緒に観た人がまた行こうと言ってくれたのでみた。

5回目6回目は、楽しいからと友達を誘った。

7回目以降は誘われるがままに行った。

 

一人で映画館に行けないという残念な人間であることはさておき

いろんな人と映画館に遊びに行くという自分にとって新しい遊びができたのです!!

そして連れて行った友達たちは(本心かは知らないけど)楽しんでくれるのです❇️

 

まるでルミネのように出掛けていける

Bohemian Rhapsody Movie

恐ろしい映画です。

 

日本に応援上映のシステムを定着させてくれた人たちにも感謝したいです。

応援上映はもはやウェンブリー、かわいいお客さんの女の子に自分を重ねてピイピイ泣きながら楽しむという…最高のシステムです。

 

美術館、テーマパーク、ボラプ。

ララランドも数回みたけど、後半にいくにつれ、つらいのです。

ボラプは何度も行ってるうちに耐性が…できません。

かなしみとたのしさと明日がんばるぞがぐちゃっとなっているのです。

 

わたしと仲間たちは映画館でやらなくなった後のことを心配していますが

最近ではカラオケでDVDをみられるので上映会やります。

そういうわけで、映画館も細々とでも長く上映続けてほしいです。

 

映画館がイベント会場のようになって起きたこと…

友達と遊びに行く場所が増えた!

語り合う話題も増えた!!

Friends will be friends!!

https://g.co/kgs/WLhbJd

 

 

■理由その3

映画が苦労している…!

 

映画を観に行く前に少し不安だったこと、

それは「フレディてほんとにすごかったんだからぁ」…のような…

つまりとっても悪く言うと飲み会でもうスポーツとは縁の遠い上司が

「俺昔はスポーツマンでモテたんだからぁ」という話をずっとするとき…

のようなことだったら嫌だな、という感じの内容だったら嫌だなーと思っていました。

 

しかし始まってみて、私たちには映画の一部であるものの

フレディには辛い部分がたくさんあり、

ブライアンやロジャーも映画になることが辛い部分はあるだろうなと思いました。

(わたしも失った家族の映画を作るとしたらけっこうつらいと思う。。。)

 

……と思ったら、映画完成までの長い長い道のり、

完成後も問題が続き…、それをきっかけに立ちはだかるものも……。

 

すごく仲が良い出演者も、きっと何か大きなものを乗り越えたのだろうと思われます。

ブライアンのことも。。。

 

新規新規と言われつつ、自覚しつつ、

この映画についてのもどかしさはオンタイムの証だという不思議な感覚。。。

 

英国アカデミー賞、どうなるかはわかりませんが、

わたしたちは応援しております!

わたしたちって誰だよ!みんなだよ!!ピーポーだよ!!!

 

現地に行っていると思われるラミさん、ルーシーさん、

その他駆けつける方、そうでない映画製作側のみなさん、

映画応援側のピーポー、

GOOD LUCK!!

 

結果はどうあれ、We are the champions💜🧡