多めの時間、多めの情報収集、から何をしますか
新型コロナウイルスに感染された方が早くしっかりよくなられることを願っています。
亡くなった方を思うと本当につらいです。
ご冥福をお祈り申しあげます。
医療従事者の方、キーワーカーやエッセンシャルワーカーのみなさん、こんな中で働いてくださり、ありがとうございます。
今回はちょっともやもやしたので強めになってしまったかもしれません。
今、SNSが普段より盛り上がっているようです。
わたしがどうでもいいことをだらだらとつぶやいているTwitterのアカウントは
いくつか関心のあることをもとに会ったこともない人をフォローし、知人や友人ともやりとりも極細に行っています。
会ったこともない方の場合は、ほとんどがわたしの関心のあること、
そのものだけに特化したアカウントです。
複数のアカウントをお持ちなのかもしれません。
この新型コロナウイルスとの戦い、それによる日常への影響が大きくなるにつれ、
別の目的でフォローしたみなさんが共通の話題について
自分の意見を発信するようになってきました。
わたし自身もそうです。
そんな中で少し気になっているのが
ヨーロッパなどの外国やその他の優れた事例を引き合いに出すもの、
そして飲食店や小売店の休業や閉店を悲しむもの、
これらをミックスしたもの、
そしてその断片のリツイートです。
納得するもの、気付かなかったことを教えてくれるものがあります。
しかしだんだんこの状態が長期化するうちに、
これらの情報にタイミングという情報が付加されて
わたしの記憶に蓄積されていくようになりました。
そこで、一部の方の政府や自治体に対する期待値が上がっていくように、
わたしの中でもそれぞれのアカウントの発信内容に期待値が上がっていきました。
2月下旬頃から、自分が予定していたコンサートが延期や中止になることを嘆き
他のイベントが実行されていることを不公平と感じていた方も
3月後半にはサンミツについて理解し他者を心配していました。
最近わたしがフォローしている方に多いのが
営業自粛や休業や閉店となってしまうお店を嘆き
政府のせい、とするものやそのリツイートです。
事例の共有や、声をあげることはとてもいいことですし、どんどんするべきだと思います。
政府の対応はわたしも遅すぎると思います。
ごく限られた方に30万支給を全員に10万支給、
と思いきや申請ベースなので全員ではないと発言する方がいたりして、
どれになってしまってもスピードがいちばん大事ですよーと思ってしまいます。
時間を稼いで景気回復に繋げようとしているのでは、なんて思えてくるくらいです。
労働しているわたしたちから決して安くない税金を徴収しておいてそれなのかい、と思うのは普通のことだと思います。
それでも何か気になるのは、不思議に感じるのは
「たくさんのリツイート」「バズったら攻撃」というTwitterの流れが
わたしは少し苦手だからなのかもしれません。
閉店する小さなお店、大好きだったあのお店、みんなの笑顔を愛する店長が
去っていくことを悲しいと思うなら、
新型コロナウイルス前なら何ができたのか、
これが終わった後何ができるのか、
そしてもしかしたら今何かできるのではないか、
と考えて発信されていくようになるといいなと思います。
日本ではまだあまり寄付、特にセレブの寄付には冷ややかなところがあると思います。
一部には、医療従事者の方やその家族を差別するような人がいらっしゃるようです。
「お客様は神様」な文化もまだまだあると感じます。
ビジネスをする側が、顧客のニーズを考えるのは必然ですが
サービスや商品にわずかでもお金を払えば客としてやるべきことはやっている、と思う価値観が
いろいろな事例のリツイートや周知によってこれから少し変わっていくのではないかと思います。
ついでに、情報を多く持ち、危機を避ける行動をする者に
それとは逆のことを強要するようなことは減っていってほしいと思います。
アフターコロナの世界が、これまでより素敵な世界になるように期待しています。
そして今とてもつらい方、苦しまれた方が
アフターコロナで再び立ち上がり、これまでと違った喜びを感じられるような日々が来てくれることを祈っています。
そのために、わたしが今何ができるか。
アフターコロナでは何を始めるか。
そんなことを考えて暮らしていたいと思います。
自粛が悪いんじゃないです。
ウイルスが恐ろしいんです。
それは今始まったことじゃなくて、日本なら1月には、
世界で言えば昨年11月には始まっていたんです。
そのことは振り返っておく必要があると思います。
過去は変えられないし、亡くなった方はもう戻ってきてはくれませんが、
未来にあれを繰り返さないような仕組みを作ることはできるはずと思いたいです。
引き続き、苦しいですが先に素敵な未来があると信じてやっていきたいです。
みなさんが無事であることを祈っています。